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アラブ人じゃないのか

今回の旅行は現地のエージェンシーへの手配でツアーを組んだため、各観光地ごとに様々な国の人と出会いがあった。

トルコ・カッパドキアの空港でのこと。

イスタンブールからカッパドキアのカイセリ空港まで飛行機で1時間半。なにせ着くのが夜9時半で、そこからカッパドキア中心地まで1時間チョイかかる。空港に着いてから、乗り合いバスやらタクシーやら使って自分達で行くことも可能だけど、さすがにちょっとしんどい。というわけで、空港~ホテルへの送迎もエージェンシーにお願いした。でもこれは正解かも・・・。真っ暗な山道を延々と行くわけだから、タクシーなんかだと本当にこの道で合ってるんだろうか、変なところに連れて行かれないか、と不安になったと思う。

そしてこの送迎には同乗者がいた。

イスタンブールからの飛行機内でちらりと見かけたのだけど、そんな一瞬でも私の中に強く印象づけられた、その姿。

カッパドキアの空港でもう一組一緒に行くから、とそのカップルが出てくるのを待っていたのだが、登場したのがその印象に残っていた人だった。

中東の男性がよく頭の上に載せているターバン。これを着けていた。豊かな白ひげもたくわえた初老の男性。そしてこれまた派手な服装の奥様。中東の人なんだろな。勝手にアラブ人ということにしてみた。

アラブ人:君たち、日本人?

私達:-ハイ、そうです。

アラブ人:日本のどこ?

私達:-名古屋です。知ってますか?

アラブ人:Oh、知ってる知ってる。トーキョー、オーサカ、ナゴヤ、シズオカ。

私達:-静岡!?・・・で、どちらから来たのですか?

アラブ人:ハワイだよ~ん

私達:!?ハ、ハワイ??

ま、こんな会話をしたわけだ。しかしパッと見、どう見ても中東の人にしか見えないその男性。もしかして冗談言ってる?

と思ったのだけど、持っているスーツケースにべたべた張られたシールを見ると、あちこちにちゃんと

Honolulu

の文字が見える。

人を見かけで判断してはいけないな、と改めて思ったのでした。

でもなぜそのターバン・・・。宗教上のものか??なんだ?

寝過ごした~!!&あなた、違う人に見えるわ

貧血も無事治まり、ドバイに着陸。朝5時過ぎ・・・。

イスタンブールへの乗り継ぎに9時間ほどあるので、いったん入国。(トランジットに4時間以上あれば入国可。日本人はビザなしでOK)

常識的に考えれば、朝5時、6時なんてお店もやっていない。でもここはドバイ。ここは24時間眠らない空港。なら、街も朝から元気なんじゃない?

という期待を持って市内へ。空港と街が隣接しているからとても便利。そしてこんな早朝だというのに、すでに26度あり、もゎっとした空気が漂う。外の景色は・・・近代的・・・か?ごく普通の街に見える。でもテレビでも見るように、あちこちで建設が進んでいる。道も広く、目に飛び込んでくるのはトヨタを始めとする日本車ばかり。我が家の乗っている車も普通に走ってる。そして、閉まっている店、店、店。

あ・・・、やっぱり早すぎたか。

道端にはたくさんの人たちが立っているんだけど、見事にどこも閉まっている。だよね~。。それでもあきらめきれず、ゴールドスークやスパイススーク、オールドスークなど歩くんだけど、人気なし。ゴーストタウン。

こんな時間帯もあるんだね、やっぱり。

ぶらぶらと歩き回り、アブラに乗って運河を渡り、もうひとつの街もぶらぶらぶら。

空気が乾燥しているため、汗を感じない。知らず知らずのうちに水分が失われている感覚。なので水分補給を心がける。日陰の椅子に座りボーっとする。そんな風はとても爽やかで気持ちがいい。でも日向はとても暑い。

アブラ乗り場のジューススタンドで、山積みにしてあるフルーツを使ってフレッシュジュースを作ってもらった。アボカド・スモモ・マンゴーのミックスジュース。ジューススタンドのおじさんお薦め。気にする人から見たら衛生的にどうだ?という状態だろうけど、気にしない気にしない。多分大丈夫。そして、とてもおいしい~~♪気に入った。

少し時間を潰して再度スークを歩くと、今度は開店していた。

ゴールドスークは・・・興味ありません。ほぉ~んって状態。金ピカすぎて逆に安っぽく見えてしまう。アラブの人には似合う金色。日本人の肌の色には似合わない気がする。

スパイススークでは、日本語で

「サフラン、クミン、ターメリック、アルヨ!」

と自分の店へ誘い込もうと呼びかけてくる。っていうか、立ち止まって眺めようものなら、肩を組まれてお店へ誘導。日本人観光客が大挙してスパイスを買っていく光景が眼に浮かぶ。そのスパイス使ってるんかしら?確かにサフランなんて日本で買うと単価がかなり高いんだけどね。。。

そんなこんなでぶらぶらしていたら、午前中がそろそろ終わりそうになってきた。また出国手続きがあるし、ドバイは利用客が多く混雑するから早めに行った方がいいと、再度市バスにて空港へ向かう。来た時とは違う番号のバスに乗り込んだため、若干進む道が違う。そして歩き回ったということと、飛行機でのハプニングによりあまり眠れなかったということと、暑さで身体がかなり疲れたということで、二人してうつらうつらうつら。。。zzzzzz

と眠ってしまった。

「Airport terminal!」

とバスの運転手が言った気がして、目を開けたんだけどそこは幹線道路沿い。おかしいな~、聞き違いかな・・・と見回すと、数百メートル向こうに空港ビルらしきものが見える。そしてバスは出発し、空港はどんどん遠ざかる~~!

うーん、これは何が起こってるのかな?

頭があまりはっきりしていない中で一生懸命考えて、、、バスは空港内には入らなかったらしい、幹線道路沿いに停まるバスだったらしい、そして私たちはどうやら乗り過ごしたらしい、ということになった。隣では爆睡している夫。

ねぇねぇ、空港通り過ぎたみたい

と起こす。どうしようかなぁ。と相変わらず眠い頭で考えていると、あるバス停についたので降りてみた。

どこ、ここ?

広い道路があって、店があって、他には何もない。普通に考えれば、反対行きのバス停があるはず。とりあえず道をどうにか渡ってみる。そしてバス停があった。でもそこは直射日光がサンサンと降り注ぐ。日よけも何もない。バスを待っているらしい現地の人たちが10メートルほど離れたお店の軒先にたくさん立っていたので、私たちもそこに一緒に立つ。すると乗りたいバスが猛スピードでやって来た。みんなバス停へダッシュ。

バス通過・・・。

みんなからブーイング発生。私の頭の中で

「とびだすな バスは 急には 止まれない」

なんて標語が思い浮かんだ。

次こそは!とバスが来る方向をみんなでにらみ、腕を組んでじっと待つ。待って待って待って待って、やっと来た。再度ダッシュ!今度は停まってくれた。バスに乗るのも大変だ。

やっと空港へ到着。無事出国

と思いきや、出国審査の女性が別の人に教えながらやるため、遅い!一つ一つ、ここを見て確認して、なんて説明しながらやっている。遅いな~~。そして夫の顔とパスポートの写真を見比べてひと言

「あなた、違う人に見えるわ」

いやいやいや、同一人物ですから!!確かに頭の手ぬぐい、取り忘れていますが、同じ人ですって!

なんとか出国し免税エリアにて休息。ドリンクと食べ物を注文し、いざ会計。

「43ディルハムです」

・・・財布の中には42ディルハムしかありませーん。バスの寝過ごしがなければ!!

1ディルハムはカードで払います・・・

と言ったらレジのお姉さん、憐れみの目で

「いいわよ42で」

と1ディルハム分オマケしてくれた。ありがとう!!

ちなみに1ディルハムでペットボトルの水1本買えます。そしてレートとしては1ディルハム=30円ぐらい・・・。30円をカード払いって、ありえない。

そんなこんなのドバイ滞在9時間。

今流行りのすごいホテル群とかリゾート系には近寄りもしなかったのだけど、庶民の街が垣間見れた。しかし、この先も行くことがあるのか、ドバイには。

機中での悲劇

というわけで、今年のGW、どたばた続きのトルコ旅、出発早々の出来事。

エミレーツ航空にて中部→ドバイへ11時間ぐらい。

出発当日、こまちをペットホテルに預けに行ってばたばたしていたのと、夫の体調が絶不調だったので気を遣っていたのと、なんだかんだあって疲れていたんでしょうかねぇ。

出発して、少し寝て、機内食を食べて、寝て・・・なかなか寝付けなくて、うとうとと中途半端に寝ているうちにちょっとずつ気分が悪くなり、水をもらおうかな、でも大丈夫そうかな~と、我慢をしていた。でもやっぱりトイレへ行こう、と、夫に告げトイレに向かった。夫は、ほにゃほにゃと半分寝ていた。

トイレの空き表示を見て・・・

・・・CA二人に

「お客様、大丈夫ですか、お客様」

と身体をゆさゆさと揺さぶられた。

・・・???。何?

どこかに身体をぶつけた痛みを感じて、次に、ざわざわしている雰囲気を感じて、人の足が何本か見えて・・・

あ、私、倒れたんだ。

とやっと分かった。通路にどど~んと倒れていたのだけど、ちょうど非常口前だったので、

「こちらへ来れますか?」

と半ば無理矢理そちらへずるずると引っ張られ、足を何かの上に置いて10分位まずはその状態。そして少し動けるようになったところで

「後ろに寝れるところを用意しましたので」

と後部のCAスペースへ移動。よろよろと歩いて行くと、機内食など収納する場所の床にブランケットが1枚ペロンと敷かれている。横になりたいので床が固いな、と思いつつもまたそこでしばらく横になっていた。時々無理矢理起こされて水分を摂らされた。だいぶ話ができるようになったところで

「何番の席ですか?お連れの方はいらっしゃいますか」

など簡単に質問され、なぜかそのまま酸素マスクを当てられた。

呼ばれて慌ててやって来た夫は、私が床に横になり、酸素を入れられている姿を見て、かなりびびったらしい。

だいじょうぶ、だいじょうぶ

と手を振ってみた。私にしてみれば、酸素をしてもらったところであまり状態に変化はないと感じたし貧血だろうからしばらく休めば治るさ、と思ったというのもある。

だいぶ回復し、座れるようになったのでCA席に座り、事情聴取。

昨日は寝ましたか。

-あまり寝てなかったかもしれません。

何か気分が悪くなるようなもの食べましたか。

-イイエ。

機内食は食べましたか。

-ハイ。

食事の時何か飲みましたか?

-ビールを半分。

と言ったら、なるほどなるほどと大きくうなずいていた。

日本便のため日本人CAが1人搭乗していたのが不幸中の幸い。こんな状態では英語で聞かれても答えられやしない。水分をガバガバと取らされお腹タプタプになってしまった。エコノミー症候群ですな、これは。

まだ歩くところまで回復してなかったので、業務に戻った日本人CAに代わり、私の隣には韓国人CAが今度座った。英語と日本語とちょっとの韓国語単語で少しお話。すると今度はタイ人CAに交代。今度は英語と日本語でお話。回復してきてやっとしゃべれるようになってきたところに、変なおじさんが登場。

「お腹が空いたけどカップラーメンはイヤ。おにぎり、ない?」

でも韓国人CAやタイ人CAは「おにぎり」が何か分からない。そしてなぜか私に「おにぎり」が何か聞いてくる。仕方がないのでまだ半分も回らない頭で答える。なにやってるんだろ、私。

そんなことをしていると夫が再度様子を見に来た。

椅子に座っている私を見てほっとした様子。そりゃそうだわね。その後、夫もしばらく私の隣に一緒に座り、一緒にお水やらお茶やら提供され、お腹ちゃぽちゃぽになった。歩けるようになってきたので、やっと席に戻った。

この間、1時間半ぐらい?

はぁぁぁ。

こんなドタバタがあったおかげで、ドバイまでの11時間があっという間。

いつもなら機内でせっせと水分を摂るのだけど、なぜか今回は控えめだった気がする。そして出発してすぐに寝始めたのも良くなかったかもしれないな。以後気をつけます。

というわけで、機内での飲酒は夫から禁じられてしまいました。

旅の始まりがこんなんで、かなり不安。。。

ま、その不安的中、なのかもしれません。

2008年GWの旅~トルコ

  今年のGW旅行はトルコへ行ってきました。

5泊9日・・・!?ハイ、機中2泊、車中1泊です。

今回は飛行機手配と現地手配を別にしたため、普通のツアーではなかなか経験しないであろう旅行になってしまいました。

とりあえず、写真をご覧下さい。

Img_80461ドバイ。

トランジットで時間があったので入国しました。今よく取り上げられるすごいホテル群には寄り付かず、庶民の町ドバイを歩きまわりました。これは水上乗合いタクシーのアブラ。乗ってきました。

Img_94701

Img_94661

イスタンブール。

ヨーロッパとアジアの境目、といわれるのも納得な雰囲気。

なんともいえない、でも魅力ある街です。

Img_94521 グランドバザール。

巨大なお土産屋街とも言われます。

すごい人でにぎわっていました。

Img_80721ブルーモスク。

1日5回のイスラムのお祈りが聞こえてきます。

すごい存在感。圧倒された。

Img_82901 ブルーモスクの中。

敬虔なムスリムが礼拝をしています。

Img_82351地下宮殿。

水面に映る柱がずっと続いていて、とても幻想的な光景。

奥のほうにはメデューサの顔が転がっています。

Img_83471 場所は変わって、カッパドキア。

奇岩の群れです。

不思議な岩と町がマッチしていて、すごく味わいのある、なんともいえない景色。

Img_85991 探検家になった気分。

Img_88341 今にも落っこちそうな、微妙なバランスを保って岩が立っています。

こんな岩ばかりの、乾いた土地でした。

Img_91171 今度はパムッカレ。

石灰棚です。段々になっていて、中国の黄龍のような景色です。

Img_90101 ヒエラポリスの円形劇場。

小規模ながら、保存状態がいい。

1万人収容できたそうですが、どんな催し物がなされていたのでしょう。

Img_92341 こちらはエフェス。

ギリシャ・ローマ時代の遺跡です。

昔々に、すごい建築技術があったんだなと、驚きました。

まぁ、ざっと今回の旅を写真にてご紹介しました。

が、本当に珍道中。何があったか、キーワードでざっくりいうと

・機中での悲劇

・寝過ごした~!!

・あなた、違う人に見えるわ

・お金が足りない

・ここに泊まるの?

・アラブ人じゃないのか

・恐怖のバスルーム

・韓国人カップル

・バックパッカー(女の子)

・ステファニーを探せ

・恐怖のバスルーム Part2

・ニンジャ

・飛行機がない!

・電話がかけれない!

・バーガーキング

・人気のないホテル

・名古屋弁で「エミレーツ」

何があったか、ご想像におまかせします。

気が向いたら、内容を書きますわ。

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