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喪うこと 残すこと

急性骨髄性白血病で闘病中だった義弟ですが、10月19日午前3時過ぎに亡くなりました。

私のブログを通じて義弟ブログを見ていただいていた方が何人もいらっしゃって、事あるごとに励ましの言葉をいただいていたので、こんなご報告になってしまったのが大変残念です・・・。

昨日(24日)、やっと告別式が終わりました。

親戚の方々や、会社関係の方、たくさんのご友人の方にご会葬いただきました。

遠方からもたくさんの方にお越しいただきました。本当にありがとうございました。

あまりの多さに葬儀屋さんが目を丸くしてました。

年配の方が亡くなった時も悲しくつらい思いをするのですが、今回は夫の弟という、より近い存在で、しかもほぼ同年代というのが、今までになくつらかった。

3年前に結婚し、1年4ヶ月前に発病。結婚生活の半分近くを病院で過ごし、9ヶ月前に生まれた我が子に会うことはもちろん、抱くこともままならず。でも治してやる、生きてやる、家に帰るんだという気持ちが彼を支えていた。私達が面会に行く時にはいつも、行く時間に合わせて薬を飲み、体調を整えて迎えてくれるほど気を遣っていた。根っからの体育会系のため上下関係に厳しく、そのため?義理の姉である私に対してはずーっと「~ですよね」と敬語が抜けなかったな。

闘病中の出来事があまりにもインパクト強すぎて、その1年4ヶ月が義弟の全てだと思ってしまうのだけど、その前に1年7ヶ月の普通の結婚生活があって、さらにその前には社会人の生活があって、学生時代があって、子ども時代があって・・・それをひっくるめた32年が義弟の生きた日々だったのだな。

お通夜や告別式に来ていただいたご友人や職場の方々、いろんな人から話を伺って、そう強く思った。だから、この闘病中は私には全く想像もできない辛く悩んだ日ばかりだっただろうけど、闘病前は楽しく充実した日がたくさんあったに違いない。いい仲間に囲まれて幸せだったんだろうな、たくさんの人に支えられていたんだな。彼のことを思って涙を流す多くの人を見てそんなことを思いました。

この10日間、名古屋と東京を4往復しました。

一番辛いのに気丈に明るく振舞う奥様と純真な子どもの笑顔に逆に救われました。

この一週間、家族でいろいろ考え、たくさん泣いてたくさん食べてたくさん笑い、そしてまた泣きました。いったい今が何日で何曜日なのかいまだわからず、ボーっとした状態だけど、明日からは夫も私も社会復帰です。

今までと変わらぬ日常を送るのが義弟への供養だと。

そして夫の上司が30以上の香典を携えお通夜に来てくださり、また夫と高校以来ずっと同じ進路を歩む同期が、車を飛ばして名古屋から告別式のために駆けつけてくれた。私の姉や兄も来てくれた。

私達もまた周りの方達に支えられているんだとあらためて気づきました。だからまだあまり元気がない私達だけど、大丈夫。

文章にまとめるにはまだまだ気持ちの整理がつかないのだけど、とりあえずご報告でした。

気持ちが落ち着いてきたら、またぼちぼち義弟のことについて書こうかな。

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Comments

ご冥福をお祈り申し上げます。

そしてなぜか、ただただ胸が痛むのです。
だから「悼む」って言うのでしょうかね。

今は、この痛みをずっと忘れないことが
大切なのかなぁ、と思いました。
何もできない私ができることの一つかも知れません。

rutaさま

お気遣い、ありがとうございます。
漫然とこの日常を送れることがなによりも幸せなことなんだと痛感します。

毎日子どもの成長を見ることができるrutaさまへ。
そんな些細なことができなかった人もいたんだと、心の隅っこに置いてやってください。

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